古代の中国文化が大好きな私の日常

論語との出逢いを機に深く惹かれた古代の中国文化。今では論語だけに留まらず、歴史を勉強してみたり中国曲を歌ったり、はたまた漢服での舞踊的なダンスチームに入ったり…どっぷりとその魅力にハマっている私の、愉しい・嬉しい・大好きな日常をつづる中華一色なブログ♪

私が「論語」と出逢うまで -第三章-

 

皆さまこんにちは!

先日の台風10号、被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

この度の台風は特別警報級の大型でしたが、幸いにも実際には特別警報の発令には至らず、前もっての報道が減災に繋がったことは不幸中の幸いでありました。

まだ台風シーズンは始まったばかり。

台風の接近が予想される場合には、とにかく前もっての台風対策を行ってゆきたいですね…

 

 

今日は前回に引き続き、私が中国文化を愛するようになったきっかけである「論語」と出逢うまでについての第三章(最終回)をお話ししたいと思います。

 

是非ともお付き合い下さいませ♪

 

 

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幼いころ「物事の善悪には基準になる道徳の教科書なるものがあり、母もそれを参考にしているのでは?」と思い立ち母に尋ねた私でしたが、「何を見たとかじゃなくてお母さんが自分の人生で勉強したことだよ」と言われ、子供らしく受け入れてあっさりと諦めてしまいました。

>>>私が「論語」と出逢うまで -第一章-

https://wudaogena.hatenablog.com/entry/2020/09/01/


しかしその後大学生のときに再度扉が開かれ、探し求めるものへ繋がるヒントを発見!

それでもまだ頭の中で描く答えには辿りつくことが出来ませんでした。

>>>私が「論語」と出逢うまで -第二章-

https://wudaogena.hatenablog.com/entry/2020/09/04/

 

そして新たな探究の旅を再開した私。

その後は洋楽を演奏する仕事を受注し始めていた私は、外来語をあまり知らないのにそれを仕事にしていることに疑問を持ち、しっかり勉強をして会話が出来て、大体の言葉やニュアンスを理解するレベルになりたいと思い、語学留学で日本を離れました。

 

海外では多様な文化に触れる事ができ、自分の知らなかったことがいかに多いかを知りました。

 

日本から見る海外と実際に訪れる海外。

日本にいて見る日本と、海外にいて見る日本、そしてアジア。

やはり自分自身で訪ねて初めて学べる事が山のようにありました。

 

そんな学び多き海外留学もようやく終わりを告げ帰国し、改めて日本という地で再出発をし始めた矢先、ついにそのピースを埋める運命の出逢いの時がやってきました。

 

 

それは友人との何気ない近況話しから…

 


何やらその友人が昔からお世話になっている方から案内を受け、その方のお母様が開催することになった論語教室に行ってきたとのことでした。

 


論語って…古典の漢文のあの論語?漢文の教室?と尋ねた私に、自分も以前は漢文としか思っていなかったけど、実は論語は人の道が学べる素晴らしい書物なんだって〜、本人が書いたんじゃなくて弟子が書いた話らしいよ!と教えてくれたのです。

 


漢文としてしか習った記憶のなかった論語がそんなものだったとは!!と、それを聞いた私はなぜか異常なワクワクが止まらず、いてもたってもいられなくなったのです。

 


既に初回こそ逃してしまったものの、是非参加させてもらいたいと願い出て、その機を掴みました。

 


そして初めて参加したその日に私の中でハマらなかった最後のピースがピシャリっ!!

 


そうか!中国だ!アジアだ!!

幼少からの疑問が一点の曇りなく解け、歯車がハマり動き始めた感覚を覚えました。

 

大学で洋楽を学んだことで海外に憧れを抱き、英語をしっかり学びたいという想いで西洋の文化に身をおき…

自分自身でも帰る頃にはきっと完全に海外ナイズされているのだろうと思っていました。

しかしそれはアジアと言う東の文化を改めて見つめる機会となり、結果自分の求めていたものはやはり生まれ育った東洋の地、日本文化の起源である中国にあったのです。

 

あの日から10年近く、現在もその論語教室で学び続け、今ではテキスト作成をお手伝いさせていただけるようなご縁に恵まれました。

 

學而時習之。不亦説乎。

学びて時に之を習う。亦説(よろこ)ばしからずや。

 

とは言いますが、本当にその通り。

学んで実行し、そして反省して再度学び実行する。それを頂いた自分の人生の中で繰り返し続けられることが、いかに喜ばしく尊い時間かと実感しています。

 

そして君子の行いを常からどんな時でも出来るようになることはこんなにも難しいものかと思う一方、毎日挑み直せると言う愉しさを知りました。

 

きっとこれからも読み返す程に、省みる度に、味わいや深みが増すのだと楽しみにしています。

 

 

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●第一章と第二章の投稿はコチラ●

>>>私が「論語」と出逢うまで -第一章-

https://wudaogena.hatenablog.com/entry/2020/09/01/

>>>私が「論語」と出逢うまで -第二章-

https://wudaogena.hatenablog.com/entry/2020/09/04/

 

皆さま、この度は最後までお読み頂き有難うございました♪

 

これからも古の中国文化が大好きな私の日常を少しづつシェアしていきたいと思います。

 

是非今後ともお付き合いくださいね。